「英語喋れるよー!」って自信をもって言える人いますか?
きっとこの記事を読んでくれている方は、英語に苦手意識があったり、
「自分は英語が喋れない」と思っている方がほとんどだと思います。
でもこれまでの私の経験上、他の人より圧倒的に英語が喋れても、
日本人の国民性からか謙遜して『喋れない』という(言ってしまう)人がとても多い印象です。
もちろん本当に英語が喋れない人たちもいると思います、、私の家族みたいに(笑)
私の家族はというと、海外旅行中に国際線の機内で飲みたかった【コーヒー】がCAに伝わらず、
唯一伝わった【オレンジジュース】に飲み物を変えたくらい、全然英語は話せません!!!
正直笑い事じゃないですけど、結果的に飲み物はもらえて喉は潤ったので良し。海外旅行も無事にできたので良し。←
この記事はこんな人におすすめ
- 英語が喋れないから海外旅行の前の入国審査が1番不安
- 入国審査で質問される内容が知りたい
- 英語を話せなくても入国審査をパスするコツがあれば教えてほしい
『英語が喋れない人は、海外旅行はおろか入国審査さえも通過できないよ…』
そう嘆いている方に、朗報です。
入国審査は英語が喋れない人のほうが、逆に早く審査を通ったりするんです。
入国審査
国際空港で行われる入国審査というものは、海外に出国し新たに別の国に入るときに実施される審査。
当然ですが、日本人であっても海外旅行をして日本に帰ってきたときには、全員受けなければならない審査です。
この日本で行われる入国審査を通らなければ、日本に足を踏み入れることはできません。
入国審査に必要なもの
基本的に一般の海外旅行であれば、パスポートがあれば大丈夫なのですが、
カナダはeTA、アメリカはESTAといった電子渡航認証が必要になったりもします。
- パスポート
- 電子渡航認証
- VISA
- 帰国分の航空券
- 預金残高証明書
電子渡航認証やVISAなど
紙にプリントアウトしたものを持っておくのが1番ベストですが
印刷が難しいような場合もあるかと思います。
そんなときは、メールに添付された書類のPDFやそのほかのファイル、
認証発行が通知されたメールなども併せて準備しておくことをおすすめします。
帰国分の航空チケット
これは、フィリピン留学のときにエージェントから言われたことですが
滞在期間が最長3-6か月とか決まっていたりしますが『その期間内にきちんと出国するつもりがあるのか』
これを帰国分の航空券を見せて証明しろ、と言われる場合があると。
私が実際に帰りのチケット見せてとは言われませんでしたが、前例として帰国分の航空券を購入しておらず
提示を求められたときに見せることができずに入国審査を拒否されたケースがあるようです。
私の経験上、帰国用のチケット見せてと言われたことはありませんが、どういうわけか審査官によってはあるみたいなので
ある一定の長い期間その国に滞在する予定の方は「こういうこともあるんだ」と、頭の隅にでも留めておいたほうが良いかもしれません。
預金残高証明書
これは本当に特殊で、普通の海外旅行の入国審査で求められることはほぼありません。
預金残高証明書を私が使ったのは、ワーホリの期間を終えたあとにその国に残って旅行をしたときにだけ、使ったことがあります。
規定された期間を超えてもその国に滞在できるような、自分で生活していけるほどの経済力があるのか、ということを預金残高証明書で示すことができます。
でも実際には、私もカナダで預金残高証明書の準備はしましたが、提示の要求はされませんでした。
日本から海外旅行で滞在するくらいで預金残高証明書の提出は求められないので、安心して下さい(笑)
『念には念を』が大切な海外旅行と、その入国審査です。
何かあって止められて時間を食ってしまい、楽しいはずの旅がスケジュール通りに進まなくなったりしては…困りますからね(^^♪
審査で聞かれる質問
入国審査で質問される内容というのは、ほとんど決まっています。
- 訪問回数…初めて来たのか?それとも2回以上?
- 旅の目的…どこ行く?何する?
- 同行者…誰と来たの?1人?
- 滞在期間…どれくらい旅行するの?
- 滞在場所…どこに泊まるの?ホテル?友達の家?住所分かる?
- 職業…何の仕事してるの?
ざっと、こんなもんですかね。
審査を受ける人・審査をする人にもよりますが、基本的な質問はこういった感じです。
その他に聞かれる可能性のある質問としては、
- お金をいくら持ってきているか
- 違法なものは持ち込んでいないか
- 何の仕事をする予定なのか(※ワーホリの場合)
- すでに仕事が決まっているのか(※ワーホリの場合)
などが挙げられますが、本当に質問内容は人によって異なりますし、質問の答え(答え方)によっても変わってくるので
一概に「これです」とは言えないのが実情です。
英語を話せなくても審査は単語だけでOK
「質問内容が人によって違うなんて言われたら、英語が喋れない私は不安…」
そう思っているかもしれませんが、入国審査は英語が喋れないからと言って拒否されることはありません。
ただ、適当にあいまいに答えていたりすると、拒否はされなくても別室に連れて行かれることもあるので注意してください。
「じゃあやっぱり、入国審査は英語が喋れないと厳しい?」
厳しいかもしれませんが、とりあえず上の質問内容に対する答えだけでも覚えていれば大丈夫です。
よくありがちな回答を載せておきますので、よかったら参考にしてください。
初めて:ファーストタイム(first time) 2回目:セカンドタイム(second time) 3回目:サードタイム(third time)
観光:サイトシーング(sight seeing) 休暇:バケーション(vacation) ワーホリ:ワーキングホリデー(working holiday)
なし(自分1人):バイマイセルフ(by my self) 家族:マイファミリー(my family) 友達:マイフレンド(my friend)
2週間:トゥーウィークス(two weeks) 1ヶ月:ワンマンス(one month) 1年:ワンイヤー(one year)
ホテル:ホテル(hotel) 友人宅:フレンズハウス(friends' house) 親戚宅:リラティブズハウス(relatives' house)
会社員:オフィスワーカー(office worker) 看護師:ナース(nurse) 社長:シーイーオー(CEO) 農業従事者:ファーマー(farmer) SE:システムエンジニア(system engineer) 大学生:ユニバーシティスチューデント(university student)
こんな感じですが、ここに書いていない内容を答える必要があるときには、その英単語を調べておけば大丈夫です。
ちなみに、私が海外滞在中によく使っていたのはWeblioという英和・和英辞典でした
英文でスラスラ答える試験ではないので、単語で回答してもまったく入国審査には問題ありません。
英語が喋れない人が入国審査で得をすることも…
「英語が喋れない」という不安があると、入国審査だけではなく、レストランでのやりとり、
ちょっと一息入れようと立ち寄ったカフェでも緊張してしまいますよね。
カナダとオーストラリアで2年間ワーホリをしていた私でも、帰国して1年以上が経つと同じような緊張感があります(笑)
でも、入国審査は英語が喋れない人ほど審査が早かったりもするって、知ってましたか?
審査官は膨大な数の訪問者を1日のうちに審査しており、いわば外国人訪問者を審査するプロ中のプロです。
英語が喋れない人をずっと相手にしていては仕事がはかどりませんし、らちがあきません。
入国審査官が「あ、この人あんまり英語喋れないな…」と感じたら、先ほどの質問を最低限聞いて、余計な質問はせずに通してくれることが多いです。
英語が喋れる・喋れない関係なく、入国審査を受けるときに覚えておいてほしいのは、
余計なことを喋らない・嘘をつかない・冗談を言わない
この3つさえ守って入国審査を受ければ問題ありませんし、なんなら英語ができないほうが早く審査を通れたりもします。
英語ができる人は余計なことまでペラペラ話してしまって、審査官からいろいろ突っ込まれて審査が長引いた…なんてことはよく聞く話。
英語が喋れない人も喋れる人も、入国審査を通るときは質問されたことだけに答えさえすれば審査を通ることができますし、
なにより、英語力は入国審査には関係ありません。
『英語が喋れない…』入国審査の質問と答え【英単語だけ覚えればOK】まとめ
とりあえず不安でも心配でも、必ずどうにかなります。
上記を参考に、入国審査のときに自分が受けるであろう質問内容を想定して、答えるべき回答の英単語を覚えておけば大丈夫。
英語が喋れる喋れないは入国審査には関係ないんですから。
海外旅行にだってどこにだって行けちゃいます!
せっかく英語が喋れないなりに頑張ってパスした入国審査ですから、あとは思いっきり旅行やワーホリなどを楽しんでくださいね♪