こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
- 新型コロナウイルスへの感染予防対策5つ
- 私たちに今できること
- 感染症予防とSNS社会
この記事を書いている私は元ナースです。今は休職中ですが、以前は総合病院の看護師として働いていました。
これまで勉強してきた医療従事者としての感染症予防対策に関する知識と、
1人の人間として今できるコロナウイルス感染症の予防についてお話します。
●コロナウイルスやインフルエンザなどへの感染予防
∟普段からできる衛生学的なこと
∟これまでの生活/行動パターンを変える
∟免疫力を高める
上記(もくじの前半)については、【2020/3/6最新】コロナウイルス感染予防『いま私たちにできること』~前半~にて詳しく解説しています。
まずは前半を読まれてから、後半をお読みくださいますようお願いいたします。
もくじ
コロナウイルスやインフルエンザなどへの感染予防
感染予防その4.清潔な生活環境へととえる
実際に私の家でやっていることを交えながら説明していきます。
ドアノブや冷蔵庫などの消毒・除菌
冷蔵庫の扉や玄関の取っ手などは、家族全員が触れる場所であり、家族内で菌やウイルスを広げる原因にもなる場所です。
家族全員が帰宅し、手洗いうがいや着替えを済ませてきれいな状態になったところで、ドアノブや手すりなどの消毒を開始します。
消毒する主な場所
- 冷蔵庫の取っ手
- 各ドアノブ
- 部屋の電気をつけるスイッチ
- テレビのリモコン
- テーブル
- 椅子の背もたれ
- 階段の手すり etc.
主に人がよく触れるところをウェットティッシュで拭きあげていきます。
「他にどこを拭けばいいのか分からない」という方は、【人が手を使ってさわる場所はどこだろう】と考えながらすると、消毒・除菌する場所が見つけやすくなりますよ。
ここで注意してもらいたいのが、お持ちの消毒液や除菌スプレーはアルコール成分を含んでいますか?今回の新型コロナウイルスに効果があると言われているのは❝アルコール❞消毒です。
もしも最悪、どうしてもアルコール消毒液が見つからないけど家の中を消毒したいという方は、最終手段として飲酒用のお酒でもいいと思います。
カクテルなどの糖類などが含まれているもので拭くとベタベタするかもしれませんし、アルコール度数も低いものでは消毒の効果があまり見込めません。
どうしても消毒液やウェットティッシュが手に入らずにお酒で家の中を消毒しないといけない・・・という場合には、
前述した点に気を付けて適当なお酒を選んでくださいね。
また、アルコール消毒は1日に数回できるのが本当は理想的ですが、何せアルコールやウェットティッシュでさえも品薄の状態、、、
持っている分はできるだけ大切に使いたい・・・ですので、1日に最低1回だけでもアルコール消毒ができるといいです。
上着を室内に持ち込まない
外出する際に1番上に羽織っているジャンパーやコートなどの上着には、花粉やウイルスなどがたくさん付いています。
帰宅後にその上着を着たまま部屋に入ると、外からの菌やウイルス・花粉やごみなどすべてを家の中に持ち込むことになります。
前述の「感染予防その2.生活/行動パターンを変える」でもお話しした帰宅後の着替えを早く済ませるとも関係してきますが、
帰宅後は玄関で上着を脱いで、着ていた服も早めに洗濯機へ入れ、お風呂も早めに入るのがおすすめです。
髪の毛などにもウイルスや花粉などは付いていますから、気をつけましょう。
我が家の伸縮式パイプハンガーは先日イオンで購入しました。楽天やAmazonにも同じようなものが売っています。
ちなみに掛かっているごみ袋は、その日に使った使用済みのマスクを捨てる袋です。
換気・加湿・空気清浄機などの使用
意外と忘れがちなのに、感染症予防にはかなり重要なのが換気、加湿、空気清浄機などの使用です。
換気
換気は人が集まる場所では1時間に1回以上はやったほうがいいですが、家に意図的に換気することはあまりないですよね。
料理の匂いがこもったときや、空気がどんよりしているとき、、それ以外にも定期的に意図的な換気を心掛けるといいです。
加湿
加湿は本当に忘れがちです。
でも思い出してください・・・暖房のついた部屋にいると肌がパリパリしたり、喉が渇いたりする、、これは空気が乾燥しているから。
菌やウイルスというのは、空気が乾燥すると元気になって活動的になるので、できるだけ部屋の湿度を高めておくことが感染症予防にはとても大切です。
「加湿器ないよ・・・」という方でもコップや鍋、洗面器など1つくらいはお持ちかと思います。
容器に水を張って部屋の隅に置いておくだけで部屋の湿度を上げることができるので、まだやっていないという人は今すぐ実践してみましょう。
加湿器も今は安くてポータブルタイプもあるので一家に1台、各部屋に1つあるのが理想的です。
※水の入った容器は、部屋の隅や低い位置に置いて使ってくださいね。
空気清浄機の使用
空気清浄機は冬~梅雨時期までとても重宝します。
私の家にある空気清浄機は加湿もできるタイプなのですが、加湿なしの空気清浄もあるので夏も使えて便利です。
花粉やウイルス、PM2.5などの目に見えない微粒子に反応して空気をきれいにしてくれるので、
新型コロナウイルスが騒がれている今、感染を予防する方法の1つとしてはかなり期待できます。
「急に言われてもどの空気清浄機がいいのか分からないし、買うのもお金が掛かる・・・」
そんな人におススメなのが【レンタル空気清浄機】です。
レンタル空気清浄機のおすすめポイント
- 購入しなくてよいので必要な時だけレンタルできて経済的
- レンタル中はメンテナンス不要
- レンタル中~返却時まで掃除不要
- すべて新品
- フィルター無料交換&送料無料
取り扱いのある空気清浄機はSHARPやダイキンストリーマなどの大手メーカで、最新技術を搭載した空気清浄機です。
コロナウイルスが落ち着くまではレンタルの空気清浄機で済ませておいて、コロナウイルス感染拡大が落ち着いたらすぐに返却することもできます。
今回の新型コロナウイルスは数日間空気中で生きていると言われているため、いち早くウイルスを除去して少しでも空気中に残っているウイルスの量を減らすなら
空気清浄機×加湿器×換気のトリプルタッグは最強です。
感染予防その5.家から出ずに済むサービスの活用
最後は、感染予防の1つの対策として、家から出ずに済む「宅配サービスの活用」です。
今の社会、特に東京や大阪といった大都市部では、スマホ1つですべてのことが完結する時代。
服も靴もパンツもアクセサリーも、食べるものから飲み物までオンラインで注文から宅配までが完了してしまいます。
日本のオンラインショッピングとしては、以下の3つが有名です。
・Amazon|オンラインショッピング業界No.1
※オンラインショッピングの最大手。外国製の商品も簡単に手に入る
・楽天|国内インターネット最大級の通信販売
※こちらも国内では最大手となるオンラインショッピングサイト。
・Yahoo!ショッピング
※検索エンジンとしても日本では有名なYahoo!が手掛けているオンライン通販サイト
今回のコロナウイルス感染予防として、政府も自治体や国民へ要請している「人ごみを避ける行動」
外食はもとより、買い物へ出かけるだけでも人がいないところなんてないですし、正直言っていつどこで感染するか分からないのでこわいです。
でも、怖がっていても仕方ないですし、正しい感染予防方法をとれば恐れることはありません。
今の世の中、買い物に行かずに食材や食事が届く専門の宅配サービスもあります。
本来は、高齢になって買い物に行くのが大変な方や、買い物に行く時間も惜しい主婦や共働きの家庭を対象としていた宅配・宅食サービスですが
今回のコロナウイルス感染拡大の影響で一斉休校や在宅勤務となった人たちへの支援をしてくれているところもあります。
おすすめの宅食/宅配サービス
●おうちCO-OP
∟言わずとしれた全国展開の生協・宅配サービスで子どもにも安心/安全な商品が豊富
●「NOSH - ナッシュ」
∟ヘルシー(低糖分・低塩分)な食事を届けてくれるサービス
●らでぃっしゅぼーや
∟30年以上続く食材・日用品宅配サービスの老舗
●アクアクララ
∟ウォーターサーバーの老舗。最大のメリットは「重い水をお店で買って持ち帰る必要がない」
私も実際にNOSHの宅配サービスを利用して食事を届けてもらったことがあります。
気になるNOSHレビューは、【nosh-ナッシュ】糖質制限なのにスイーツも食べられる!? の記事で詳しく書いています。
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【nosh-ナッシュ】糖質制限なのにスイーツもある【初回送料無料】
続きを見る
らでぃっしゅぼーやは、初回4週間は送料が無料になったり、最大36ヶ月156週 配送料無料になるベビー特典などもあるので、
コロナウイルス感染予防対策の1つとして初めて利用する方にも長く利用したい方にもおススメできます。
8週間で40種類の野菜が届くので、届いた食材でやりくりすれば節約できてさらに経済的です。
こういった宅食・宅配サービスなどを上手に利用することで、人ごみに買い物へ行く必要もなくなりますし、時間がかかりがちな食材選びも簡単スムーズに玄関まで届くので
スーパーなどで他人が触った買い物かごやいろんな商品をさわって、知らず知らずのうちに感染してしまうリスクを上げることもありません。
緊急事態宣言が出されて、コロナウイルスのパンデミックが起こっているこんな時くらい、命を守るために多少の宅配サービスを利用してもバチは当たらないと思います。
ちなみに、我が家は今週からおうちCO-OP始めました♪
週1の買い物では足りない分があるので、それをちょっと補ってあげる形での利用です。
コロナウイルス感染予防のために私たちが今できること
私たちに今できることは、コロナウイルスに感染しないよう予防に努めることです。
ですが、その予防や努力は正しいベクトルの方を向いたものである必要があります。
正しい方向へ、正しい量で、質のある努力
いくらコロナウイルスにかからないように努力しても、マスクを転売するためにお店を転々とまわっては何の意味もありません。
今日は頑張って感染予防したから明日はちょっとサボっても大丈夫、そんなことありません。
他の人がマスクをしているから自分一人くらいマスクを付けなくてもいい、無責任すぎます。
マスクや消毒液が市場に出回っていないため、どうしようもなくマスクが手に入らない人も中にはいるかと思います。
それでも、咳やくしゃみをするときはハンカチやティッシュで口と鼻元を押さえるといったことはできます。
コロナウイルスへの恐怖心や感染したくない思いが強すぎるあまり自己中心的な考えに陥りがちですが、国民みんな置かれている状況は同じです。
今できることを、できる感染予防やそのための努力を、それぞれ正しいベクトルへ向けて一人ひとりが実践していく必要があります。
デマに流されない『情報を精査する力』をつける
今回のコロナウイルス感染拡大を受けて、日本ではトイレットペーパーやティッシュペーパー、米が買えなくなるというデマ情報が流れました。
このデマ情報で1番問題となっていたのが、情報弱者ではない、情報がデマではないと分かっていながら情報弱者による買い占めを恐れた人たちによる買い占めでした。
「嘘って分かっているけど、嘘だと知らない人たちが買い占めたら自分たちが困る」
そうなる心理は十分分かりますし、実際に私も同じ気持ちになりました。運よく我が家には多少の備蓄があったので大丈夫でした。
見たい情報も見たくない情報も流れてくるSNS。拾う情報もあれば捨てる情報もあって、信じる情報あれば信じない情報もあります。
正直、情報量が多すぎて、なにが本当でなにが嘘なのか分からなくなってしまうことも多いと思います。
今回のような未知なる病原体による国内感染などが、これから先また起こる可能性がないとは言えません。可能性としては十分にあり得ます。
ですが、知り得た情報の取捨選択、信じる/信じないの決定権はすべて自分自身にあります。
コロナウイルス感染予防のために今あなたにできること、それは「デマに流されない、情報を精査する力をつけること」です。
まとめ:コロナウイルス感染を怖がっていても何もはじまらない。私たちには今できることをやるしかない。
WHOは今回のコロナウイルス;covid-19感染による重症者の致死率は50%であると発表しました。
新型コロナウイルスの感染が世界中で拡大していく中、
「感染したくない」という思いと「こんなに皆が感染しているんだから自分もいつかは感染してしまうだろう」という半ばあきらめのような気持ちがあるのも事実です。
ですが、何をしても無駄だと諦めるのか、少しでも感染を予防するためにあらゆる対策を講じるのかは、あなた次第です。
そして何より、あなた自身は助かったとしても、あなたの大切な家族や友達、恋人や同僚を失ってしまうかもしれません。
言えることはたった一つで、
私たちは今自分にできることをやるしかない、やり抜くしかない。
そして、
他人を思いやる。
この記事を読んでウイルスなどに対する感染予防の大切さや、こんな状況でも自分たちにできる予防策がまだあるということを知ってもらって
少しでも多くの方の未来の命につながり、少しでも多くの方のお力になれたら幸いです。
この記事はできるだけたくさんの人に読んでもらいたいと思っています。
この記事が役に立ったと思われた方だけで構いませんので、シェアしていただけると嬉しいです。
自分の大切な人や守りたい人にシェアして実践して、みんなで一緒に頑張っていきましょう!
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コロナウイルス感染拡大防止『いま私たちにできること』~前半~
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