留学やワーホリが決まったら、次は留学中のけがや病気を補償する海外旅行保険のことを決める必要があります。
『でも、海外旅行保険ってどうやって選べばいいの?』
『何を基準に留学保険を選んだらいいか分からないよ…』
私も初めてフィリピンに留学するときは、なーんにも分かっていませんでした。
2年半の海外渡航から学んだ、留学やワーホリ中の海外旅行保険の1番損をしない賢い選び方についてお話します。
目次
海外旅行保険とは
海外へ行ったときに不慮の事故やケガなどの補償をしてくれる保険です。
私たちは健康保険に加入し保険料を支払っているために、病院へかかった時の自己負担が3割~1割で済みます。
しかし、海外で起きた事故やケガについては補償してくれる保険がない(加入していない)ため
万が一海外で病院を受診した場合には、医療費を全額負担することになってしまいます。
また、任意の生命保険などもありますが、大抵のものは海外滞在中は補償してくれず
日本国内にいるときに起きた事故やケガに限られた保険も多いです。
そのため、海外に留学やワーホリに行くときには、個人で「留学保険」「ワーホリ保険」という名の「海外旅行保険」を契約していきます。
海外旅行保険を契約する前に…
保険会社も沢山ありますし、海外旅行保険もいろいろあります。
留学に行くことを決めた友人がぼやいていたのですが、
「海外旅行保険ってあんなに高いの!?びっくりしたんやけど!」って(笑)
意外と海外旅行保険はお金が掛かるので
どうせ保険をかけていくのであれば損しない選び方を知りたいですよね。
気になる海外旅行保険の資料請求
まずは、インターネットで海外旅行保険を契約できる保険会社を調べます。
ネットで簡単に資料請求ができる海外旅行・留学・ワーホリ保険のAIG損保や
全国各地に支店を持ちフィリピン留学に強い留学ドットコムなどいろいろあります。
有料の資料請求は私は聞いたことがないので、気になる海外旅行保険があれば片っ端から資料請求をして準備をしましょう。
各社の海外旅行保険内容を比較
片っ端から資料請求をしたら、それぞれの保険内容を比較していきます。
比較する内容
- 年間の保険料
- 補償内容
- 特約の種類と内容
- 保険期間の延長方法
- 提携している病院の数とその所在地
保険会社によって保険料が結構違いますし、金額によって補償する内容も変わってきます。
緊急一時帰国費用などの特約も大事になってくるので、よくよく保険内容を比較してください。
緊急一時帰国費用の特約が大切といったのは、【ワーホリ1ヶ月で緊急一時帰国】総費用13万円が全額返ってきた話があるから。
日本で掛けている生命保険の内容確認
海外旅行保険の資料請求をして、保険内容を比較するのと同時にやってもらいたいことがあります。
もしも日本でかけている生命保険や共済保険などがあれば、その保険内容を確認してください。
保険料を海外に滞在している間も納めるかどうかは、
保険会社に以下の問い合わせをしてから決めれば大丈夫です。
問い合わせすること
- 日本を一時的に離れて海外に滞在する旨を伝える
- 出国日と帰国日、滞在期間を伝える
- 海外滞在中も保険内容が適応されるのか確認する
契約書を見ても分からないことも多いので、
保険会社に問い合わせをしてたずねて教えてもらった方が断然早いです。
手続きに渡航届や帰国届などの必要書類がある可能性が高いので
早めに送付してもらい、届いたら早めに返送するようにしましょう。
選んだ海外旅行保険の『裏プラン』を確認
そして、並行して行ってきた海外旅行保険内容の比較に戻りますが、
ある程度比較したら、良さそうな保険を2,3社(多くても4社くらいで大丈夫)を選び、
それぞれの保険会社に確認してもらいたいことがあります。
保険比較後に問い合わせ
パンフレットに載っていない保険プランがあるかどうか
ここが結構重要なポイントです。
日本でかけている生命保険などが海外滞在中も適応されるのであれば、
海外旅行保険をフルでかけていくのは非常にもったいないです。
海外でトラブルなどが起きた時に、それに対して日本でかけてきた保険では賄いきれないところを、
新たに契約する海外旅行保険で賄い補償してくれるようなプランを選べば
保険料の無駄が減り、払い損をせずに済みます。
条件付きのクレジットカード付帯の海外旅行保険利用
また、クレジットカードに付帯した海外旅行保険サービスというものもありますが、
補償サービスを受けるためには細かな条件があります。
自宅から出発空港までの交通費 もしくは 海外旅行代金 をクレジットカードで支払う
最低条件としてどちらか一方の料金を、海外旅行保険サービスを利用したいクレジットカードで決済する必要があります。
さらに細かいことを言えば、対象になるのは海外旅行出国前に決済したもののみで、
出国後の決済については保険適用対象外となってしまいます。
日本でしていた看護師の仕事を退職して4年半経ってから、楽天カードは作りました。
海外帰りで無職でも作れる楽天カードの作り方は、ワーホリ後に無職歴半年以上でも作れたクレジットカードでお話ししています。
クレジットカード付帯の海外旅行保険の補償内容は各カード会社によっても異なるので、
正確な保険内容はお持ちのクレジットカードの公式サイトなどでご確認ください。
『日本×海外』が1番損しない海外旅行保険になる
先日、2020年4月からフィリピン留学に行く予定の友人から海外旅行保険について相談を受けましたが、
今回の記事に書いたようなことと同じことをメールで伝えました。
すごく納得してくれて友人は自分の生命保険会社に問い合わせたようですが、
友人が掛けている保険会社は海外滞在中は適応されないと言われたそうです…
ちなみに私が入っていた保険会社の全労済は、月々の保険料を納めれば海外滞在中も補償してくれました☆
契約している保険会社にもよりますが、
『日本の生命保険 × 海外旅行保険』
を組み合わせるのが、1番コスパ良く保険をきっちり掛けつつ海外へ行くベストな方法です。
1番損しない海外旅行保険のかけ方『日本×海外』を知って留学しよう!
海外旅行保険の保険料は、思っているよりも高くてきっとびっくりします(笑)
日本国内の旅行と違って、海外は行くだけで結構お金がかかります。
せっかく留学やワーホリをするなら、海外旅行保険の1番損しない選び方を知っておくことも大切なことです。
保険に使う無駄なお金が減れば、もっともっと現地で充実した時間を過ごすことができます。
有意義な留学やワーホリにするためにも、今回の【損しない海外旅行保険の選び方】を駆使して
気持ちにもしっかり保険をかけて安心して海外生活を楽しみましょう♪
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