イギリスのワーホリ【YMS(Youth Mobility Scheme)】の詳細が
抽選の前の月、毎年6月と12月に発表されるのがお決まり。
かと思いきや、2020年1月10日になった今も、YMSについての詳細は
イギリス政府より発表されていません。(1月27日追記あり)
従来通りであれば第1回抽選が1月に、第2回抽選は7月に実施される予定でした。
目次
イギリスのワーホリは【Youth Mobility Scheme(YMS)】
これだけ聞いてピンとくる人は少ないかもしれません。
厳密に言えば、YMSはワーホリではなく❝就労ビザ❞の扱いになるのですが
ワーホリ協定を廃止した後に作られたプログラムで、
対象年齢やその他のルールなどは、基本のワーキングホリデーと同じ。
そのため、ざっくりYMSがイギリスのワーキングホリデー『Youth Mobility Scheme』と考えてOKです。(以後YMSと記載)
YMS概要
- 年2回の抽選(1月と7月)
- 日本国籍者を対象
- 定員は1000名
- 1月:800名程度、7月:1000名-1月抽選で申請した人数 と2回に分けて抽選
- 最長2年間の滞在/就労が可能
- YMSビザは、希望渡英予定日の6か月前から申請が可能
ネットには色んな情報がありますので、最新且つ正確な情報収集を心がけるようにしてください。
YMS申請方法
・メールを送る
公式ページに掲載されているメールアドレスにメールを送るだけなので、本当に簡単です。
※メールの宛て先は毎回抽選のたびに変わりますので、ご注意ください。
正式にメールが受理されると自動返信で確認メールが届きます。
ものの数分で届きますので、送信から数時間~半日など長い時間が経っても確認メールが来ない場合は、
念のためにもう一度メールを送信してみることをおすすめします。
これから掲載する画像は実際に私宛に届いたメールの中身で、自動返信される確認メールの内容は以下の通りです。
※一部抜粋
これは当選の連絡ではありません。「YMS抽選に参加してくれてありがとう、参加受付しておいたよ」というただの連絡です。
※ただし 同じアドレスで2通送ったりすると、二重応募とみなされ無効になってしまうようなので気を付けましょう。
YMS申請に必要な内容
メールの題名と本文の内容には、同じ内容を記載しないのでご注意ください。
メールの題名
- パスポートに表記されている申請者名
- 生年月日
- パスポート番号
本文
- Name(名前)
- Date of birth(生年月日)
- Passport Number(パスポート番号)
- Country to submit the application (ex: Japan )(申請の手続きを行う国,例:日本)
- Home and mobile phone number (電話番号・携帯電話番号)
※イギリスに滞在中の方はイギリスからは申請できませんので、気をつけてください。
イギリスYMS抽選への応募受付期間
イギリスのワーホリ:YMSの応募受付期間はたったの2日間のみ
2020年度1月分は2020年1月27日正午~1月29日正午までの48時間です。
YMSに応募する予定のある方は、最新の情報をチェックするようにしてください。
ちなみに、この時間はイギリス時間ではなく日本時間です。
YMS申請するだけで10万円が必要なのか?
『YMSの申請に約10万円の支払いが必要』
『11万円支払いました』
などの情報をTwitter上で複数見かけましたが
2020年のYMSに関する詳細な情報は、
1月10日時点ではイギリス政府より未発表でした。
イギリスがEUを離脱することにより各種ビザの大幅な見直しが検討されることによるもので
2020年からYMS申請方法が大きく変更になる可能性があります。
YMS申請に関して不確かな情報があふれる中で、抽選前から多額のお金を支払うことに
カナダとオーストラリアでワーホリを経験してきた私としては、
とても違和感を感じます。
※1月27日追記
YMS申請に10万円は必要なく、すでに申請してしまった人はそれに関しては無効で
返金手続きと再度申し込みが必要とのことですので、お気をつけください!
YMS当落結果の通知
結果は応募締め切りから約1週間後を目処にメールが届きます。
抽選で無作為に選ばれ当選した申請者には、申請可能通知、予約方法の詳細およびYouth Mobility Schemeビザ申請に必要な書類に関する2通目のメールが送られます。
このメールは当選した場合にのみ受け取ることができ、落選した場合には届きません。
YMS当選後の流れ
当選した申請者は、3月30日までにオンライン申請、クレジットカードによるオンラインでの申請料の支払いを完了する必要があります。
この期日までに申請料金の支払いが完了されない場合は、自動的に当選リストより削除され、
当選が取り消されてしまいます。
申請料金の支払い後から90日以内に、申請書類の提出が可能です。
※上記が2019年までの申請に関する流れですが、
2020年以降は申請する時点で約10万円の支払いが必要という情報も出回っています。
10万円はかなり大きな額になるので、正確な情報を得られるまでは
支払いをしないことを私はおすすめします。(1/10時点)
イギリスのYMS抽選にハズレた場合
イギリスのワーホリは1000名というとても狭き枠です。
当選した場合はYMSビザ申請に関するメールが届きますが、
抽選に落ちてしまった応募者にも、丁度同じころ落選メールが送られます。
当選者へ先にメールが送られ、その数日後に落選者にメールが送られることになっています。
私は今のところ、落選したメールしか受け取ったことがありません(笑)
ちなみにこちらが、2017年度の落選メール文面です。※一部抜粋
これ以降の連絡は一切ありません。
YMSの募集は、通年1月と7月の2回に分けて抽選は行われています。
詳細は、公式サイトにて発表されますのでご確認ください。
※先ほどの申請料として支払った10万円が
YMS落選後に返金されるかどうかについては明言されていません。
ネット上やTwitterからの情報を総合すると、
『指紋認証(生体認証)まで完了してしまうとキャンセルしたくても
申請時に支払った10万円は返金されない』とのことです。
何度も言いますが、正確な情報がイギリス政府から発表されていない以上、
自分自身できちんと色々な情報収集をされてからビザ申請をするようにしてください。
イギリスのワーホリビザ申請ができる地域
日本国籍者であれば、海外在住であっても上記の方法で申し込むことが可能です。
当選した申請者は在住国からの申請が可能です。(例:カナダに滞在中、カナダから申請する)
基本的には、Youth Mobility Schemeビザをイギリス国内から申請することはできませんので注意ください。
ここまでが、一通りのYMSへの応募~その完了までの流れになります。
これであなたも、イギリスへワーホリができますね♪
当選後に提出すべき書類や、申請料などは、また当選後として別記事でお話ししようと思います。
ちなみにイギリスのワーホリプログラムの名前はYMSですが、カナダのワーホリのプログラム名は『International Experience Canada:IEC』です。
ワーホリのビザ取得に関する詐欺も発生しているようなので鵜飲みにせず
しっかりと自分で信じられる情報なのか見極めてくださいね。
【イギリスのワーホリ】2020年1月からYMSの募集が始まる! まとめ
30歳以下の人がイギリスに最長2年も滞在できる夢のようなビザ
イギリスのワーホリビザ『YMS』
1月に選ばれた800名の中で辞退した人の分も、次回7月の抽選で枠が設けられるので
要は 200名+第1回辞退者=第2回の当選枠数 ということです。
倍率はものすごく高いはずですから、本気で行きたい人はメールアドレスをいくつか用意して応募するのも一つの手だと言えます。
複数のメールアドレスでの応募がダメだとも書かれていませんが、
それで当選するかどうか不正とみなされないのかも分かりません。
全て自己責任でお願いしますm(__)m
参考:イギリス大使館公式サイト(2020年度YMS抽選案内ページ)
https://www.gov.uk/government/news/youth-mobility-scheme-2020-for-japanese-nationals.ja
※2020年度YMSの公式ページが設置されたため、リンク先をそちらへ変更済です。(2019/1/27)
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