カナダでのワーホリを終えて、今は実家に居候しているChiyです。 笑人にとって衣食住は生活を送る上で最低限必要なのものですよね。その「食と住」を今は実家でお世話になっている私ですが…m(__)mその"住"に関して質問なのですが…
何を基準に、どこにポイントをおいて家や部屋を探しますか?
私はフィリピン、オーストラリア、カナダで生活をしたことがあります。
フィリピンでは留学生活を約半年、カナダとオーストラリアではワーキングホリデー生活を1年ずつ送っていました。
海外で生活したことがある人は、おそらくシェアハウスやシェアルームに住んだことがある人が多いのではないでしょうか。
やったことある人は分かると思いますが、家探しも結構大変なんですよね…
シェアハウスが決まるまでの流れ
カナダのシェアハウスが探せるクラシファイドをまとめています。
良かったらどうぞ( ゚∀゚)ノノ
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【カナダのクラシファイドまとめ】ワーホリや留学に役立つサイトを紹介
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クラシファイド(カナダver.)で家を探す
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見つけた、気になる家のオーナーに直接連絡をして見学の日程を決める
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見学
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見学当日、もしくは数日以内にその家に住みたい意思をオーナーに伝える
(直接、メール、電話など方法は様々)
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予約金を払う
(本当に住みたい家を逃したくない人はお金をある程度 見学時に持参するのをおすすめします)
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契約成立
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引っ越し
引っ越したら予約金の残りを支払います。これで全てが完了です。
その家に住むか住まないかの意思をオーナーに伝える方法としては直接やメール、電話などの方法があり オーナーによって異なります。
そしてめっちゃ良い家を見つける“かも”しれないので、その家を逃したくない人は、見学当日にある程度お金を持参することをおすすめします。
そうすることで、その部屋が他の人に取られる心配がありません。
ただし、ここで払ったお金は、万が一この家に住まないことになっても返ってこないかもしれないというリスクがあるので、本っっ当に住みたい!という場合にのみこの手は使ってください
そして今日の本題は実際に家に行ってみる【見学】です。
見えていなかった「盲点」
当時、家/部屋探しをしていた私は、家にしか目を向けていませんでした。
見学時にチェックする点といえば、家の中の清潔さであったり、家具や家電は壊れていないか。
使えるキッチン・生活用品は何か、家が建つ所の治安はどうか、街からの距離・交通の便など……
挙げればきりがないです。が、これらは全てが家中心です。
目を向けるべき盲点は『同居人』だということをカナダで思い知りました。
どういう家だったのか?
その家はオーナーが中国人でハウスメイトはカナダなのに日本人のみという不思議な家でした。
男女MIXの家で、ワーホリしている人、留学している人、あとは駐在員的な人も1人いましたね。
英語の勉強も兼ねてワーホリをしていた私は、可能な限りはインターナショナルな外国人との生活を望んでいました。
しかし、人生いろいろ…家いろいろ…オーナーの人柄や家の立地、家賃やminimum stay(最低住むべき期間)など様々な条件が絡みカナダトロントでありながなら、住人全員が日本人という奇妙な家にその時は住むことになったんです。
そこでおそらく誰しもが思うであろうこと、それは…同居人が日本人なら安心。
これが大きな間違いでした。
何がどう間違いだったのか?
海外ゆえ、ちょっとやそっとの問題には目を瞑ることも多々あります。
たとえば、夜遅くにお風呂に入るとシャワーのお湯がでなくなる、とか。 洗面所が汚い、とか。 朝からすっぴんパジャマで男の人に会う(鉢合わせする)、とか。
そんなことは私にとっては全然大したことではありません。笑
シェアメイトが全員「日本人」なら物が無くなったり壊れたり、大きなトラブルは起きないだろう、、日本人なんだから。
そう思って生活を始めた矢先に事件は起きました。
家を出るときに鍵を掛けようとしたら……
。。開いてる。。。鍵が開いてる。
これはただの偶然だと思い、私の前に家を出た人がたまたま閉め忘れたのだろう、と見逃すことにしました。
ところが、数日後にも また同じように鍵が開いていました。2回も同じことが起きましたが、3度目まで様子を見てみようとぐっと堪えました。
そして、3度目が起こったんです。
その原因は?
何が原因か、誰が原因かなどははっきりとは今でも分かりません。が、その当時 、以前この家に住んでいた住人が、友人の部屋に居候をしていたのです。
オーナーに無断でです。
他のシェアメイトは皆、そんな状況を知っていながら見て見ぬふりをしていました。
日本人のダメなところ。それは【悪いことを悪い とはっきり言えないこと】
私は鍵の一件もあり我慢の限界だったので、オーナーにその状況と問題を伝えました。
すると「分かった。皆にもしっかり鍵を閉めて出掛けるように伝えておく」という返事のみでした。
その後、住人全員にメールが送られてきて『外出時はきちんと鍵を閉めるように』と書いてあるだけでした。
それでも鍵が開いてることがあったので「この状況が変わらないのであれば、私は家を出る」とをオーナーに伝えました。
その中国人オーナーは家賃収入のことしか、お金儲けのことしか考えていない人だったので、正直これ以上話をしてもラチがあかないと感じ、 何より
ここに住んでいては私の命の安全は守られない
という危機を感じました。
家を管理するオーナーが、そんな適当な対応しかしない人では 住人として困ります。
他にはどういう対応をするオーナーがいるのか?
以前、私がバンクーバーに居たときに住んでいたシェアハウスのオーナーは中国人女性でした。
ゴミを捨てに行くときも鍵を掛けなさい、家に入る前には変な人がついてきていないか確かめてから鍵を開けなさい、と口酸っぱく言われていました。
そして、ほんの1度だけ鍵が開いていた時には、それをしたのが誰なのか(犯人探しというと聞こえは良くないですが…)一人ひとりに確認をしていました。
私が考えるこの件の1番の問題
それは、
●住人が全員日本人だから、自分の今いる場所が海外だということを忘れてしまう(人がいる)ということ
●日本で暮らしているような感覚に陥ってしまうこと
事の発端の全てはここにあると私は思っています。
もちろん、海外で暮らす日本人全員がこういう人という訳ではありません。ただ忘れてほしくないのが、中にはこういう人もいるということを私の経験から覚えておいてほしいんです。
日本は海外に比べると本当に本当に安全な国です。平和ボケと言われても仕方ないくらいです。そのため、日本人が海外でスリなどの標的になることは多くあります。
もし 海外で家や部屋を探さなければいけなくなったら、家や部屋だけに目を向けるのではなく、オーナーの緊急時やセキュリティに対する考え方やその対応、同居人が日本人であったとしても、きちんと人として最低限のルールが守れそうか*、家の綺麗さ、立地の良さ、周囲の治安など 様々な角度から自分の住む家を決めてほしいと思います。
*守れそうか と書いたのがミソで、実際のところは一緒に住んでみないと分からないんですね、こればかりは。
まとめ
最近は留学やワーホリが私たちにとって近い存在になってきました。その反面、海外生活中に事故や事件に巻き込まれてしまったニュースも見かけます。
周囲の治安は良くても、されど海外。家の鍵が開いてるようでは元も子もありません。
皆さんも海外生活を送る際は、自分の目でその家に関わる全てのことを確かめてから 家や部屋を選ぶようにしてくださいね。
これから海外で暮らす、家を探す人たちのお役に立てたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。