私は2018年の夏まで、カナダでワーキングホリデー(ワーホリ)をしていました。
最初の半年間はバンクーバーで、残りの半年はトロントで生活をしましたが
カナダが真冬の2月にトロントに移って仕事探しにとても苦労した経験があります。
海外の面接で大失敗!英語での質問が聞き取れないときに絶対にしてはダメなことについてお話します。
記事の内容
英語の面接で質問されていることが分からない
これ、英語に限らず日本語での面接でも、何について質問されているのか分からなかったことありませんか?
経験したことある方なら分かると思いますが、面接のときにどういう心理状況になるか、、
そうです、緊張するんです。
日本語でも緊張するのに、母国語じゃない日本語だとどうでしょう。
さらに緊張感は増します。
友達であれば「え?何て言ったの?」「それどういう意味?」などと聞き返すことは難しくありませんが、その相手が面接官ともなれば言っていることが分からなくても聞き返しづらいことは、簡単に想像がつきます。
質問の内容が聞き取れない理由
日本語での質問で分からないことがある場合、聞き直せば理解できることがほとんどだと思います。
ただ、英語の場合は聞き返しても分からないときもあるんです。
英語での質問が聞き取れない理由
- 聞き取れない箇所に使われている英単語を知らない
- 相手の話す言葉が方言で訛っている
- "訛り"まではいかないが、その人個人の話すときのクセがある
- 極度の緊張状態で、脳内での英語の処理能力が落ちる
集中して聞いていても会話する中で知らない単語もあったり、話している相手の方言や話し方のクセなどから、理解できない場合もあります。
知らない単語については勉強するしかありませんし、相手の話し方のクセや訛りなどは、経験した数でも理解力は変わってくるので、色んな人種の人と交流する機会を持ってください。
英語でされた質問が分からないとき
私はオーストラリアのワーホリと、カナダでのワーホリの時に、仕事の面接を"英語で"受けたことが数回あります。
質問された内容が分からなかったこと、、正直それも何回かありました(笑)
私が実際にやって失敗した【これダメ】
面接という場面で緊張しているとき、英語で受け答えをしなければならない集中力を研ぎ澄ましている中、
相手から質問されていることが理解できなかったとき。
私がカナダで仕事の面接を受けたときに実際にとって失敗した【これダメ】な行動
分かったフリをして曖昧な返答をすること
これは一番してはいけないこと。英語での面接じゃなくても、日本語でも。
もちろん相手も私が日本人だということは分かっていますし、面接前の会話で得私の英語のレベルはある程度分かっていたはずです。
完璧な英語での受け答えができるなんて鼻から思っていなかったと思います。
もちろん面接中の表情や態度、働く意欲や動機など、面接する側が見る視点は概ね同じです。
分かっているようなふりをして答えても、相手の顔を見ていれば自分の答えが的を得ているのかいないのかは、すぐに分かります。
では、分かっているふりをせず、どのようにそのとき対応すれば良かったのか。
やるべきだった対応【これマル】
『すみません。もう一度言っていただけますか』
まず聞き取れなかったことを謝罪→そこから復唱してもらうよう依頼をする。
仮に日本語での面接でも同じようなことが起きた場合、私がとったような【これダメ】な対応はしないはずです。
ただ『I'm sorry. I could not understand what you said. Would you say that again, please?』というだけで良いんです。
この一言も出てこないような緊張感のある面接かもしれません。
先ほどのフレーズを言う必要がないような、手応えのある面接になることを期待していますが、
万が一にも備えて面接に行く前に最低限、この『I'm sorry. I could not understand what you said. Would you say that again, please?』だけは練習しておくことをおすすめします。
面接で英語が流暢に話せるかは問題ではない
英語がペラペラ話せる人だけが採用されるわけではありません。
というのも、オーストラリアもカナダも移民国家です。
インド人もフランス人も中国人もフィリピン人も、韓国人もスリランカ人もアフリカ人もイタリア人もいて
英語が流暢に話せる人もたくさんいますが、話せない人もたくさんいます。
言葉でうまく伝えられるのは良いことですが、仕事に向き合う姿勢や態度はそれだけでは測ることができません。
移民国家であるオーストラリアやカナダなどは、面接で学歴や語学力だけではなく、人間性というものも大きく評価しているといえます。
ハッキリとした意思表示が
日本には物事を曖昧にしておく文化があります。
はっきりと突き詰めず、曖昧のままにしておくことが日本の美徳、といったような風潮・文化が根付いています。
でも、それは日本でしか通用しません。
海外でそんなことをしても、相手が自分の思いを汲み取ってくれることはほとんどないですし、はっきりと意思表示をすることが当然といった感じです。
曖昧にすることは海外では好まれませんし、自分の意見がない人は相手してもらえません。
ちょっと言い過ぎたかもしれませんが、例えるなら日本人はナンバーワンを目指したがりますが、海外ではオンリーワンを目指す人が多い傾向にあるといえます。
海外の面接で失敗する!英語が聞き取れなくても『分かったフリだけは絶対にしない』:まとめ
この一件は本当に今でも心残りです。
今さら悔やんでも仕方ないことですが、自分としたことがまさかあんな曖昧な返答をするなんて…と今でも思うことが時々あります。
このことがあったので、今では『絶対に真正面に正直に、分からないことは分からないんだから』と自分に言い聞かせて面接に臨みます。
英語での質問が分からない面接で絶対にしてはダメなこと
・面接(英語)で質問されていることが分からなかったとき
⇒ やってはダメなこと:曖昧な返答
⇒ やるべきこと:分からないとハッキリ伝える
・英語が流暢に話せるかは問題ではない
いろんな人と話をする機会をもち、同じ言葉でも訛りや言い方の違いなどに触れることで、
この記事を読んでいるあなたが私と同じような状況になったとき、私がやってしまったこの失敗を思い出し
海外で受ける英語の面接をPASS(合格)してもらえたら嬉しいです。
面接で質問が聞き取れなかったときは
『I'm sorry. I could not understand what you said. Would you say that again, please?』ですよ!^^
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