留学【Philippines】

フィリピン留学がおすすめの理由5つ|留学費用から国民性まで分かる

フィリピン留学おススメ5つ




こんにちは、ちぃです。

プロフィールでも少し触れているのですが、私は以前フィリピンに留学していたことがあります。

留学」といわれるとカナダやオーストラリア、イギリスなどをイメージしませんか?ですが実際には、留学先は目的・用途に合わせて行き先はさまざまです。

そんな数ある中で、なぜ私は有名主要都市(カナダなど)へ留学をしなかったのか、実際に経験して私が感じたフィリピン留学の良さについて、私の目線でお話します。

 

 

フィリピン留学

空に向かって伸びる沢山のヤシの木

俗に言うフィリピン留学とは、英語を習得するために一時的にフィリピンへ滞在をして英語の勉強をします。

クラスは大きく分けて、先生の授業を受講して学ぶスタイルと、自学自習の時間をとり学ぶスタイルがあります。クラスも個別授業もあればグループ授業もあり、自分の選んだコースによって各々の配分は変わってきます。

英語はフィリピンの公用語の1つですが、基本は先生たちもフィリピン出身の先生なので、先生たちにとっても英語は第二言語(English Second Language)になります。私たちと同じです。

学校にもよりますが、私の通っていた学校は、フィリピンの有名大学を出た先生やTOEIC満点というような先生たちが集められていました。Best Teacherなどの賞もあり、教える側も切磋琢磨しているようでした。

留学先の主要都市としてカナダやオーストラリア、アメリカ、イギリスなどが挙げられる中で近年注目されているのがフィリピンです。

フィリピン留学は以前はそこまで騒がれていませんでしたし、注目もされていませんでした。私自身も留学先にフィリピンという選択肢はなかったのですが、インターネット上でふと目にした広告で知り、いろいろと調べていくうちにフィリピンに留学したい!という気持ちになっていました。

そしてフィリピンに留学することを決め、いざ学校を選ぼうとしたときに驚いたのがその多さです。主にアジア人向けに作られていて、ヨーロッパ系の人は見たことがありません。おそらく「留学」と聞いて「フィリピン」というイメージを持っているのは、日本人や韓国人しかいないんじゃないかと思います。

私はマニラから北に車で4時間程度の学校に通っていたのですが、もっと北にもありますし、あの有名観光地"セブ島"にも英語を学ぶ学校が沢山あります。先ほどもお伝えしましたが、生徒はほぼ日本人もしくは韓国人です。

そんな特殊さを極める"フィリピン"を留学先に選んだのには訳がありました。それらは大きくわけて5つです。

 

①フィリピンと日本は時差がほぼない

時計の針

フィリピンは世界地図で見ると日本の南、やや西側に位置しており、日本との時差はたったの1時間だけです。フィリピンに留学していたころは、時間のことなど全く気にせず家族に連絡をしていました。

それに比べてカナダに滞在中は、連絡するとなると毎度時差を気にかけていました。それは電話でなくても同じでした。SNSのメッセージ1つにしても、私の母や父はその受信音で目が覚めてしまうので、日本時間の朝7時を過ぎてから連絡するのを徹底していました。

カナダにいた頃、1度だけ間違って(本当にその時だけ)日本と時差があるということをすっかり忘れていた私は日本時間の真夜中に電話をしたことがありました。

電話に出た母はなぜか寝ぼけた様子で、私が??となっていると「今何時か分かってる?夜中だよ」と言われてゾッとしたのを今でも覚えています。笑

なぜなのかは分かりませんが、あの時だけは日本とカナダが隣同士のような そんな感覚に陥っていました。

時差が(ほぼ)ないというのは素晴らしいことだとカナダに行ってつくづく思いました。もしあなたが恋人を日本に残してフィリピン留学に来ているのであれば尚更、物理的距離の問題以外はできるだけ排除した方が無難ですよ。

 

②フィリピンの物価は安い

フィリピンの通貨ペソ

今調べてみたら、1ペソあたり約2.1円でした。現在フィリピンでは円高がすすみ、フィリピンペソ(PHP)が0.5台に乗ったとかなんとか…とありましたが、詳しいことは全く分かりません。ただ私がフィリピンに留学していた時のレートは1ペソ約3円でした。

それを考えると今はお得でいいですよね^^

私の大好きなフィリピンのパンで「パンデサル」というものがあるのですが、学校の近所にパン屋さんがありました。週末にはだいたいそこへ行き大好きなパンデサルを調達していました。10ペソで7個?とかだった気がしますが、相当安いのにしかも焼き立て!美味しいんですよこれ!

安いしいっぱいあるので、1,2個は食べながら帰り、残りはおやつに晩ごはんに、、としていたらプクプクプクプク太っていきました(笑)

もちろん安いのはパンだけではありません。お菓子もインスタントラーメンも食事も服も全てが安いです。とにかく安いんです!都会のちゃんとしたお店とかになってくると、やはり若干値は上がります。が、質も上がるので当然っちゃ当然のことです。

 

③フィリピン留学の費用が他の国に比べて安い

机の上に広げられた電子辞書とメガネと参考書

これはフィリピン留学の良さとして挙げるなら1番ではないかと思います。物価が安いので自ずと留学費用も他の国へ留学するよりも抑えられます。

私のケースでお話しすると、フィリピンでの留学期間は約5ヶ月間でした。正確には4週間×5 という感じです。

元々は4ヶ月の予定だったのですが、フィリピン留学をもうすぐ終えるというとき、その時点での自分の英語習得レベルにまだ満足していない状況でした。その時の私は『このままじゃ帰れない。何のためにフィリピンに来たのか分からない。この4ヶ月で何を得たのか』という気持ちでした。

そこで『こんな気持ちのまま帰国したら本当に時間とお金を無駄にすることになる。もう少しだけやってみたい!』と思いラスト1ヶ月間延長することを決めました。

帰国は予定より1ヶ月遅れ海外旅行保険も追加授業料もまとめて支払うより1ヶ月ずつ払う方が割高5,6ヵ月も滞在すると英語に飽きてマンネリ化してくる》という諸々の問題をマネージャーから説明されていましたが、私は胸を張って言い切れます。

『延長して5ヵ月フィリピンに留学して良かった』

この延長を決めることは簡単なことではありませんでしたが、この決断をできたのは 他の国への留学費用よりもフィリピン留学の方が安かったから という理由も1つあると思っています。

留学費用は5ヶ月で約75万円ほどでした。この金額が安いか高いかは個人の金銭感覚にもよると思いますが、これは全て【選ぶ学校、コース、留学をサポートする会社】などによっても大きく変わってきます。

ですが、私はマンツーマンの授業を一時期は毎日8時間、またあるときは通常のクラスに加えて1コマを追加、夜にヘッドティーチャーという上の先生から直々に英語を教えてもらうこともありました。授業内容や先生のリクエストもできました。

これらに寮費(朝昼夜の食事代含む、光熱費のみ別)がついてこの値段です。そして何より「英語を勉強するだけ」"だけ"です。これは日本にいては叶いません。本当に英語にどっぷりと浸かって、ひたすら自分を追い込んで、イヤになるくらい英語の勉強と向き合うことができます。

75万。高いですか?安いですか?

 

④国民性が常にハッピーなフィリピン人

喜んで夕日に照らされながらジャンプしている人

もうこれに関しては、本当に皆が陽気です(笑)学校の先生たちも皆です。休憩時間はいつも楽しそうにしていましたね。楽器を引いたり歌ったり踊ったり。

お店やレストランにいってもスタッフが適当というかリラックスしていて、仕事!仕事!ストレス!という感じで働いていません。よくスーパーに入ると音楽が流れているところがありますよね。皆が知ってる最近流行りの歌謡曲が流れている、そう、そんなスーパーで働いている彼らは歌いながら仕事をしています!商品を並べながら歌って、たまには小踊りもします。笑

日本でそんなことしている店員さん見たことないですよね?日本人のやってるお店って確かに綺麗だし一人ひとりがしっかりやってて指導が行き渡っているイメージですけど、何だか殺伐しているというか。虚しい感じがするというか。

日本が悪いとかフィリピンが良いとかそういうことを言っているのではありません。それぞれの国民性が出るんだな~とただただ感心しているんです。こんなにも違うかと(笑)

でも、それくらい彼らは常に明るく、前向き、ポジティブ、陽気なんです。フィリピン人の人たちやその暮らしを見ていると、私たち日本人が失いかけている(もしくはすでに失っている)何か大切なことを教えてもらっている気がします。彼らの笑顔で私たちも笑顔になり元気をもらいますし、何よりそんな彼らの常にポジティブで明るい姿勢は日本人にとっても見習うべきところがあると思っています。

 

⑤フィリピンは常に暖かい

空と海

南の島フィリピンはとっても暖かいです。暑いという言葉の方が合っているかもしれません。

そもそもフィリピンには夏・冬という季節の分け方はなく、乾期・雨期という括られ方をします。日本でいう夏頃が雨期、冬頃が乾期です。乾期には上着を1枚羽織る程度の肌寒さで、夏は言うまでもなく半袖でも暑いのです。

ですが、留学先の学校の自習室や教室にはクーラーが設置してあり、授業を受けたり自学する環境に不自由さはあまり感じませんでした。(強いて言うなら、移動するときの外が暑い)

フィリピンは暑いには暑いのですが、数ヶ月もすると慣れてくるんですよね。クーラーがついてなくてもやっていけるようになっている、暑さに強くなった自分に気づく日がきっとあると思います。ただ、なんの自慢にもなりませんが私は九州の南国出身なので暑さには慣れている方なのかもしれませんが、これが北陸や東北・北海道などの出身だったらまた違っていたかもしれません。

そして、当然ですが日差しもとても強くあっという間に焼けてしまうので、日焼け止めは必須です。何度も何度も塗りたくってください(笑)

 

まとめ

フィリピン留学おススメ5つ

これが私の思うフィリピン留学の良さです。フィリピン留学の良さだけではなく、問題点についても経験者の視点から聞きたい人は多いと思いますので、近々にはなりますが【フィリピン留学のデメリット】についての記事も書こうと思っています。

フィリピン滞在中に、途中で日本に帰りたいという思いは全くなく、他の友達たちがホームシックに掛かる中 私はうまくフィリピンでの生活に適応していました。食事の面では女の子たちは適応できて太っていく人が多かったですが、男の子たちは痩せていく人がほとんどでした。

本当に"女性は強い"とは、こういうところでもあるんだなと実感したのを覚えています。

私がフィリピン留学をしていた当時は、全くもってワーキングホリデーをする気などさらさら無かったので、本当にひたすら英語の習得だけに集中していました。周りにはフィリピン留学をワーホリに行くためのステップ(英語の勉強)として来ている人も多かったです。

あの時「私にはワーホリは無縁だ」と思っていたのが今では本当に嘘のようです。

人生何が起きるか分かりません。あのフィリピンで過ごした5ヶ月間は、本当に私の人生においてかけがえのない貴重な、有意義な、お金には変えられないすばらしい経験をしたと思っています。

迷っているなら絶対に行くべきです。物事を始めるのに遅いということはないのですから。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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