空港の保安検査場を通るときって、緊張しませんか?
「セキュリティゲートをくぐったときに、ピーピー鳴ってしまったらどうしよう…」
そんな不安が心のどこかにありますよね。
これまでに国内外合わせて100回以上は空港を利用してきた私でさえも、保安検査場を通るときはいつも緊張します(笑)
何も違法なものや危険なものは身につけていないのに、、なぜかドキドキしてしまうんですよね。
実際に起こった、海外の保安検査の金属探知(人間用)に引っかかってしまった母親の例を含めてお話しします。
保安検査の金属探知機(人間用)
空港の保安検査場にある金属探知機は2つあります。
- 人間用の金属探知機
- 身の回り品の金属探知機
身の回り品専用の金属探知機へ自分が身に付けていたものを流し、自分の体は別で金属探知機であるゲートをくぐります。
ゲートをくぐり手荷物を金属検査に出す前のところでも、ポケットなどに入っている金属のものや携帯電話、ライターなどはすべて出してから金属探知ゲートをくぐるようにアナウンスされています。
保安検査場でのチェックは厳しいので、気を付けていても意外な理由で引っかかってしまうことがあります。
不思議なことに、急いでいるときに限って保安検査場で引っかかってしまうものですし(笑)
金属探知をピーピー鳴らすことなくスムーズに通り抜けるために、これからお話しする保安検査場で引っかかりやすい服装3つを覚えておくと便利です。
引っかかるもの①金属の多い服
金属探知機を通過するのに、金属の多い服は当然アウトです。
プラスチックというか合成樹脂などでできたチャック・ファスナー・ジッパー…なら大丈夫なのですが
金属でできたチャックやファスナーの付いた服は気を付けなければ引っかかってしまいます。
季節に関係なさそうですが、引っかかる可能性が高いのは夏よりも冬です。
単純に夏と冬の服装を想像してもらうと分かると思いますが、夏は薄着ですが冬は厚着ですよね。
そのため着ている服に使われている金属の割合も、自ずと増えることになりますので、たくさん服を着こむ寒い冬は
引っかかるもの②キラキラした服
これは本当に意外というか、落とし穴というか…完全に予想を上回ってきたものでしたが
仮に金属でなくてもキラキラした粒の大きいものが服に付いていると、金属探知機に誤作動してしまいます。
実際に私の母は、それが原因でトロントの空港で引っかかってしまいました。
そのキラキラした服の飾りは全然金属でもなんでもなく、例えるなら子ども向けに作られた軽い偽物のプラスチックでできたダイヤのようなもので
それが服の表面に沢山散りばめられていたんですね。百聞は一見に如かず…実物を見せましょう。
たったこれだけでというのもおかしいですが、偽物のキラキラにも金属探知機は作動するので
空港を利用することが分かっている場合は、このようなキラキラした装飾品が付いていない服を選ぶことを強くおススメします。
余計なことで足止めを食らうことになりかねませんからね(笑)
引っかかるもの③金具の付いたベルト
ベルトにも様々な種類がありますが、ここで言う保安検査に引っかかりやすいベルトとは、留め具が金具でできているベルトのことを指しています。
女性もののベルトだとシンプルなものが多かったりしますが、480円くらいで購入できる作業着用のベルトなどは穴に留め具を通すものではなく
好きな位置で四角い金属の留め具をとめて使うので、穴が足りないという心配をしなくてすみとても使いやすいです。
その反面、四角い形をした留め具の金属部分が保安検査場の金属探知ゲートでは引っかかりやすい弱点があります。
1度引っかかることが分かってからは、私は飛行機に乗る日にはそういったタイプのベルトをしなくなりました。
万が一していったとしても必ずそのベルトはゲートをくぐるとピーピー鳴るので、順番を待っている間にベルトを外し手荷物と一緒に流してあげれば大丈夫です。
金属探知機に引っかかるもの靴・お金・アクセサリー類【おまけ】
保安検査場の金属探知ゲートで引っかかるものの最後に、おまけでお話ししたいのが靴とお金、アクセサリー類についてです。
靴
これは女性よりも男性のほうが圧倒的に引っかかる人は多いですが、実際に私もうっかり引っかかってしまったことがあります。
カナダでワーキングホリデーをしていたときに、努める会社から指定された仕事用の靴である、俗に言うワーキングシューズを履かなければいけませんでした。
その指定される仕事用の靴というのは、強い衝撃や危険なことから守るために靴のつま先に硬くて重い金属が入っているものです。
これでキックされたり手や足の指を踏まれたものなら、そりゃあもう…ね(笑)
そして私はこの靴をブーツ的な感じで普段の靴として履いていたので、そのワーキングシューズを履いてうっかり旅行に行ったときには
言うまでもなく金属探知機に引っかかり、再検査されて恥ずかしい思いをした…という経験があります。
お金
紙幣なら問題ないのですが、注意すべきお金は貨幣のほうです。
着ているジャンパーやジャケットのポケットに、思いがけずお金が入っていることがあったりします。
特に空港で焦って飲み物やお土産などを購入した後は、受け取ったお釣りをポケットに入れがちです。
1円でも金属探知機に引っかかるのか、と聞かれたら私も実際に1円玉をポケットに入れたままゲートをくぐったことがないので分かりませんが
うっかりポケットにライターを入れたまま金属探知機を通過した時は、何事もなく普通に通れました(笑)
アクセサリー類
シンプルなものであればOKですが、きらびやかすぎるものは注意してください。
デヴ〇夫人のような大富豪がしているようなキラっキラした指輪やネックレスなどのアクセサリーは金属探知機に引っかかること間違いなしです。
ただ、保安検査の金属探知で引っかかるアクセサリー類には意外なものがあります。それが腕時計です。
「これくらい大丈夫だよね」
と外さずに身に付けていた腕時計が金属探知機に引っかかったこともありました。
いちいち外すのが面倒くさいという方は、試しに付けたまま通ってみるのもアリだと思います。(私はそうやってました。笑)
ゲートを通過できたら次からは自信もって身に付けたまま通れますからね、個人的におススメなやり方です。
保安検査で金属探知に引っかかる服装とは?キラキラ光るものは要注意 まとめ
誰も保安検査場にある金属探知機に引っかかりたくて引っかかっている人はいません。
「うっかり」や「意外なもの」でピーピー鳴ってしまうことだってあります。
でも、これさえ知っておくだけで空港に行く前や保安検査場を通るときに、緊張せず安心して通過することができます。
ぜひこの記事を参考にしていただき、楽しい旅やお出かけになることを願っております。
最後までお読みいただきありがとうございました。