Amazon偽メール例すべて見せます「詐欺」被害に遭う前にできること

Amazonを利用しない母のもとに届いた一通のメール。

その正体は、Amazonと偽った詐欺のメールでした・・・

Amazon偽メール例すべて見せます「怪しいのはここ…」

※これから掲載するメール画像(スクリーンショット)は、母のメールアドレス宛に届いた偽Amazonからのメールを保存したものです。

どのような詐欺メールが偽Amazonから届いたのか、画像をすべてお見せします。

差出人には「Amazon」とだけ表記

これは本家のAmazonと勘違いさせるために、わざとメールアドレスを長くしてアドレスの頭を「Amazon」にしています。

メールアドレスが長すぎると最初のほうしか表示されないという機能を逆手に取ったやり口です。

「Amazon」と表記してあっても、それは偽者の可能性が非常に高い。

本物は『Amazon.co.jp』のみで表記されてきます。

件名は「ご利用のAmazonアカウントを一時保留いたしました解決するにはサインインが必要です」

うそうそうそうそうそうそ！

ぜーーーーーーーーーーーーーーんぶ 嘘！！！！！！

本物のAmazon様なら、わざわざ「サインインが必要～」とか「アカウント保留しといたよ～」なんて言ってくる前に

本家のサイトにサインインできない(再認証を求めるようにリセットされている)はずです。

ダマされないでください！

偽Amazonからのメール本文

偽Amazonから届いたメールの全文がこちら（↓）

※画像はスクリーンショットの都合上、数枚に分かれています。

これらの画像の内容はすべて1通のメールの中に書かれていたことです。

Amazon以外からの詐欺メールも見抜けるようになりたい

Amazonなどをよそおった❝偽メール❞を見抜く方法はないのか？

公式サイトに見せかけた詐欺サイトや宅配業者をよそおった偽メールが出回る今、こう思う人は多いですよね。

そこで『これは偽者メールだっ！』『詐欺かもしれないぞ！』と判断できる怪しい点について、以下でくわしく解説していきます。

Amazon偽メールの怪しい点は３つ！！！

偽メール/詐欺メールは、必ずといっていいほど怪しいところがあります。

公式からのメール等にはない不審な点が必ずあるので、届いたメールに少しでもなにか違和感を感じたときは

これからお話しする怪しい点をチェックしてみてください。

Amazon偽メール差出人の正体は「Amazonjp-account-update@pmtt96f.cn」

Amazonじゃないんかーーーーーーーーーい！！！！！

メールアドレスを長押しすると、偽メールのアドレスすべてが表示されます。

※「すべて」といってもアドレスが長すぎて表示されていませんが…笑

偽Amazonの正体は「Amazonjp-account-update@pmtt96f.cn」

本家の本物Amazonのアドレスは『Amazon.co.jp』ですので、お間違いなく。

Amazonが「お詫び申し上げ」て「よろしくお願い申し上げ」てくる鬱陶しいくらいの腰の低さ

とにかく日本語の使い方がおかしい。

詐欺しか興味ない日本語出来ないヤツ← が一生懸命知っている敬語を並べて文面を作った感！

ひしひしとバカさが滲み出ている・・・wwwww

ちょっと、ひどいですか？言いすぎましたねm(__)mﾊﾝｾｲ

Amazonに限らず詐欺メール/偽メールでは変な日本語が並んでいることが多々ありますので

よ～く観察してみてください！！！

一文が長すぎ！読点つけすぎ！

先ほどもお話ししたように、日本語が？日本人として？おかしな文章を送ってきます。

偽メールも徐々に改善されていくのかもしれませんが、、まだまだ、、、

Amazonや楽天など大手の企業には、文章を校閲(チェック)するような人が必ず二重三重…と存在するはずです。

何かをリリース(発表/通達)する際にはそこをクリアしなければ世に出回らないような仕組みができているので

不審な日本語や違和感を与えるような文章は並んでいません。

今回の偽Amazonからのメールは、読点付けすぎ！一文長すぎ！どっかで句点(。)打てよ！と思うような文章があるため

その点からも【 このメールは怪しい 】と判断できます。

問い合わせ先にリンクがない！Amazon.co.jpもリンクなし！

「問い合わせ先」と書いているにもかかわらず、そこにリンクがない！

Amazon.co.jpもリンクされていない！

問い合わせ先は絶対に間違ってほしくないはずなのに、問い合わせ先が書かれていないから問い合わせ先ページに飛べない！

どこから飛んでいいのか分からないぃぃぃ！！！

クリックできるのはAmazon ログインだけ、とか

くぅ～～～～～～！！怪しすぎます(笑)

Amazonアカウントスペシャリスト

アカウントスペシャリスト

なんですか、、

このアホみたいな名前wwwww

本家本物のAmazonは自分でこんな表現しません。

ダマされないでください。

Amazon偽メール例から学ぶ！「詐欺」被害に遭う前にできること３つ

Amazon偽メールの中身における不審な点についてくわしく解説してきましたが、

まずは「詐欺」の被害に遭う前にできる対策を講じることが大切です。

Amazon偽メール例から学ぶ！「詐欺」被害に遭う前にできること３つをお伝えします。

差出人(例：偽Amazon)のアドレスをコピーしてインターネット検索する

届いたメールが少しでも怪しいなと感じたら、必ず最初にやってもらいたいこと。それは

差出人(例：偽Amazon)のアドレスをコピーしてインターネット検索する

アドレスの部分を長押しするといくつか項目が出てくるので、コピーを選択します（ ↑画像 ）

そしてGoogleなどの検索窓に、先ほどコピーしたメールアドレスを貼り付けてネット検索してください。

偽Amazonから届いたメールのドメイン(アドレス)受信拒否登録する ※ドコモ編※

偽者メールだと分かったら、今後一切そのアドレスやドメインからメールが届かないように設定しましょう。

今回はドコモメールを使って解説しますが、Gメールにも「迷惑メールを報告」などといった項目があります。

メールアドレスを長押しして[指定受信/拒否設定]を選択

接続前の確認で[OK]で次に進む

ｄアカウントのID/パスワードを入力

[拒否するドメイン ]を選択 → 設定

拒否するドメインを選択すると、赤色のマーカー部分が同じアドレスからのメールをすべて拒否できます。

拒否するメールアドレスを選択すると、黄色い線と一致するアドレスのみから送られてきたメールを拒否します。

幅広く詐欺メールなどを受信拒否するためには、拒否するドメインで設定しておくことを強くおすすめします。

少しでも？？？と感じたメールに貼ってあるリンクは開かない

詐欺メール/偽メールには、必ずといっていいほど偽サイトへ誘導するためのURL(リンク)が張ってあります。

これですね（ ↓ ）

リンク(URL)とは、いわゆる『青い下線が引いてある青い文字』のこと。

詐欺メールの被害に遭わないためには、大前提としてメールに貼ってあるリンクを安易に開かない(クリックしない)こと

これが１番大切です。

仮にクリックしてしまっても慌てずに「サイトを閉じる」「検索履歴から削除する」「電源を落とす」といった行動をとってください。

Amazon偽メール例から学ぶ「他人を信じるな」詐欺に遭って泣く前にできる対策を

くどいようですが、偽Amazonだけに限らず詐欺メールを送ってきたり詐欺サイトに誘導する悪い奴らは、これから先も湧いて出てきます。

ヤマト運輸や佐川急便といった宅配業の荷物配送を装った詐欺SMSメールもさることながら

次から次へと偽メールは送られてくるでしょうし、きっと進化し続けていき手口もより巧妙になっていくはずです。

そんなとき騙されないようにするためには自分の目を磨くしかありません。

あとは、スマートフォンやパソコンのセキュリティ対策を万全にすることです。

私はウイルスバスタークラウドを使っています。1日たったの11.9円で最大3台保護してくれます。

こちらの記事でも紹介しているので、もしよかったら参考にしてみてください。

詐欺被害に遭って支払ったお金や流出してしまった個人情報を取り戻す/元に戻すことはできません。

詐欺メールや偽メール、詐欺サイトや偽サイトから自分を守ることは家族や友人・その他の知人をも守ることに繋がります。

この記事が誰かのお役に立てれば幸いです。